ブランドの基本戦略と採用戦略

ブランディングを進めていく上でブランド戦略を立てていく必要があります。新規市場か既存市場か、また新規ブランドか既存ブランドかの4つの次元の組み合わせによってブランドの基本戦略を立てることが可能です。

1、ブランド強化

既存市場、既存ブランドの組み合わせの場合の戦略です。従来の戦略の強化・延長であり、最もリスクの少ない方法でもあります。

2、ブランド・リポジショニング

既存ブランドが新規市場へ参入する場合の戦略です。対象となる市場を思い切って新しいセグメントへと変更し、売上高の増加を狙います。

3、ブランド変更

既存市場で新規ブランドを立ち上げる際の戦略です。消費者へ新しいブランドを訴えることで、新鮮さを訴求することができますが、今まで築いてきた知名度などを放棄することになるので、リスクが伴います。

4、ブランド開発

新しい市場で新しいブランド開発をねらう戦略です。経験のない市場に対して全く新しいブランドで参入するので最もリスクの高い戦略となります。

ブランドの採用戦略に関しては製品ラインのイメージや競争地位の類似性と、ターゲット市場の類似性によって分類されます。

1、ファミリーブランド

企業が取り扱う全ての製品ラインに同一のブランドを使用することです。製品間のターゲットとなる顧客が同じで、製品イメージや競争地位が同じような場合に採用されます。コーチ、グッチなど高級ブランドなどで採用される傾向があります。

2、個別ブランド

製品ライン別に異なったブランドで展開する戦略です。製品間のターゲットが異なり、製品イメージや競争地位が異なる場合に採用されます。例として飲料メーカーが炭酸飲料、缶コーヒーなど多様なブランドを展開することが挙げられます。

3、ダブルブランド

統一的なブランドと個々のブランドを組み合わせた戦略です。製品間のターゲットとなる顧客が同じで、製品イメージや競争地位が異なる場合に採用されます。例としてはビール会社のプレミアム、発泡酒、第三のビールなど製品ラインナップが挙げられます。

4、ブランドプラスグレード

統一的なブランドにグレードを付加する戦略です。製品間のターゲットが異なりますが、製品イメージや競争地位が同質である場合に採用されます。スポーツ用品の上級者向け初級者向けなどの事例が挙げられます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ