ブランドに欠かせないコンタクトポイント

ブランディングにおいて、ブランド体験を提供できるかどうかは重要なポイントです。ブランド体験をしてもらうためには、そこへとつながるコンタクトポイントをいかにつくるかが鍵になってきます。ブランディングとは、良い商品やサービスをつくり、商品の機能性やメリットについてアピールするための販促ツールを作ればOKというものではありません。見たり、聞いたり、触ったり、食べたり、飲んだりと実際に五感を使って体験をしてもらうことが重要です。

消費者はブランド体験を通して、経験することでイメージをつくっていきます。販促ツールもそれに合わせて使い分ける工夫が必要です。原則としては、消費者がそのブランドに接触する場が最も近いコンタクトポイントにおいて活用するのが効果的です。その場とは小売店です。小売店で使う販促ツールのうち、最も数が多く、印象に残っているのはPOPでしょう。そして多くのPOPは、商品名とともに価格だけが大きく書かれたPOPです。このPOPの場合、価格訴求しかできていないことになります。安売りを強みとしているお店なら良いのですが、そうでないのであれば、POPは自店が強み、特徴としているイメージを表現するものでなければなりません。

イメージを訴求するために手描きPOP良いという話もありますが、手描きかどうかよりも、重視されるのは内容です。手描きの方POPは個性的で味があり、書いた人の思いなどが伝わりやすいのですが、書かれているのが価格だけであれば、手描きの効果は半減どころか全く効果がない場合もあります。例えば、ヴィレッジ・ヴァンガードのような、特徴ある面白いPOP自体がブランド体験につながっており、注目されている企業もあります。また、ヴィレッジ・ヴァンガードの商品は、他店でも扱っている物を販売しているので、POPをいかに見せて読ませて、このお店で購買してもらう仕掛け作りは重要です。

POPを使って自店がどんなふうに見られたいのか、どんなブランドイメージを持ってもらいたいのかを、表現することがブランド作りでは大切です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ