ブランド・アイデンティティとは?

アイデンティティという言葉はよく耳にしますが、その意味を明確に答えることは難しい単語の1つです。アイデンティティとは、自分自身だけしかないものとか自己同一性、自身同一性などと訳されます。簡単に言えば個性と言うことも出来ます。それに「らしさ」や「ポリシー」もアイデンティティに含まれます。

企業にとってのブランド・アイデンティティとは、ブランドが持つコンセプトを明確に表現し、さらにブランドの象徴とも言えるものを指します。ブランド・アイデンティティを確立するためには、分析が必要になります。まず必要なのが自社分析です。顧客(カスタマー)、競争企業(コンペティター)、消費者(コンシューマー)を分析する3C分析や、打ち出す事業戦略などを分析し、さらに十分理解する必要があります。

ブランド・アイデンティティを効果的なものにするためには、顧客の共感を得、競争企業とのブランドの差別化を行った上で事業戦略を立てることが求められます。ブランドの価値を最終的に決めるのは顧客になります。ブランド構築において顧客の動機付けはとても重要な要素です。

物による欲求が減少しつつある今の時代において、ブランドの重要性は増々高まってきています。企業は製品をいかにブランド化し、顧客を確保する戦略を立てることに必死になっています。今やブランドはマーケティング戦略において重要な役割を果たすようになっています。

現代の消費者の動向は、大量生産、大量消費などの物的消費がメインの時代から、ブランドイメージやステータスなどを楽しむ意味消費がメインとなる時代へと変化しています。そのため「ブランド・エクイティ」が注目され、ブランドの持つ価値を資産として具体的に数値で資産評価しようという動きが活発化しています。

ブランド・アイデンティティ戦略は、これからの時代で企業が存続していく上で非常に重要な戦略です。ブランドは市場において長期的な競争優位になるだけではなく、収益のアップや株価への影響をも及ぼすことは既に実証されています。

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