ソーシャルマーケティングの考え方

ソーシャルマーケティングには、社会的責任への考慮と非営利組織への応用という2つの考え方があります。社会的責任への考慮は、企業がマーケティングを行っていく際に利益追求のみではなく、企業の社会的責任にも目を向け、社会全体に対する貢献も行うべきだという考え方です。企業のマーケティング活動の中に環境保護や資源問題を重視する視点が組み入れられ、社会に対する影響を考えることが求められています。

もう1つがコトラーに代表される考え方で非営利組織への応用という考え方があります。顧客満足と利益の追求を目指すマーケティングを通して企業以外の非営利組織にも応用していこうという考えです。政府機関、病院、大学、慈善団体、NPOなどの非営利組織の活動をより効率的に行うためにマーケティングの考え方を活用し、社会から望まれている満足を提供することを目指します。

エコロジカル・マーケティングとは

ソーシャルマーケティングからエコロジカル・マーケティングに発展を遂げました。エコロジカル・マーケティングは、環境問題やエネルギー問題に対して、マーケティングがどのように貢献するのかを考えの基本に置いています。製品の生産・流通・使用・廃棄などの各段階においてどのように地球環境を守りながら進めていくのかという環境価値を重視しています。リサイクルの推進や環境を汚染しない商品の開発、国際基準の設置、法律の制定など企業だけでなく、消費者や行政などの連携も求められます。また、地球の生態系の研究を行う生態学をマーケティングの中に導入する動きも進んでいます。

コーズ・リレイテッド・マーケティングの台頭

近年、社会的に意義のある活動を支援するコーズ・リレイテッド・マーケティングが台頭してきました。企業がNPOなどの非営利組織と連携をして社会問題を解決しようという動きです。自社の製品やサービスを通して社会貢献を行う活動が見られます。売上1リットルにつき10リットルの水をアフリカに寄付するボルヴィックのキャンペーンや、東日本大震災の際にソフトバンクが行った寄付キャンペーンなどがその一例です。

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