ポストモダンマーケティングとは

1970年代に台頭したポストモダンの考え方は1980年代に入ってマーケティングの世界にも影響を与えてきました。モダンマーケティングとは、消費者の購買行動を定量的に扱い、仮説と検証を行ってきました。ところが、消費者ニーズが多様化してくると、このような科学的アプローチだけでは的確に市場をとらえることは難しくなってきています。

ポストモダンマーケティングは、より広い視点で生活や文化などの理解をし、生活者の観点から製品の誕生から廃棄までを考えます。そして生活者の心理を確実に把握して新しいサービスにつなげるようにアプローチを行います。多様化する生活者の価値観を把握するためには科学的な分析だけではなく、感性やアートの要素も取り入れてマーケティングを革新していこうという考えです。

ポストモダン時代の消費者の特徴

ポストモダンを生きる消費者の特徴は4つ挙げることができます。

  • 現実とバーチャルの世界の境界線が曖昧になっているバーチャルリアリティである。
  • 価値あるものを発見するために常に次のものを探し歩いている状態である
  • マーケティングに精通していて、売り手の販売促進活動に対して戦略的に動くため、行動が予測しにくい
  • あらゆるマーケティング戦略は既に試されている状態で、流行り廃りはリバイバルする

TEASEの原則

新しいマーケティング活動に必要な5つの項目の頭文字を取った原則をTEASEの原則と呼びます。

1、トリック

真実を誇張した仕掛けで売ることです。演技、役割、仕掛けなどを常に維持し持続させていくことが大切です。

2、限定

数量がわずかしかない、時間があとわずかしかないという束の間と欠乏という心理を強調します。

3、増幅

噂になっていることを噂にして売ることを増幅と言います。新商品などが口コミで話題になったことがきっかけで、さらに話題になることが該当します。

4、秘密

秘密をちらつかせて誘惑し、追いかけさせて売る手法です。秘密、不可解なもの、謎めいたものなどの仕掛けを活用します。

5、エンターテイメント

想像を超えた驚きと変化の対応を売りにします。エネルギッシュで元気、陽気であることが求められます。

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