4つのリレーションシップマーケティング

リレーションシップマーケティングは、関係性マーケティングとも呼ばれ、顧客と小売業、卸売業、メーカーとの間に長期的な信頼関係を築き、全ての関係者が利益を得るような仕組みつくりを目的としています。リレーションシップマーケティングには4つの種類があります。

1、戦略的提携

戦略的提携は初めは大規模小売業者と大手メーカーとの間に結ばれました。お互いが受発注、在庫管理、物流を中心に提携関係を築きました。戦略的提携が成立するためには、企業目標とは別に提携するパートナー企業同士が顧客に優れた価値を提供する必要があります。それぞれが持つ情報や資源などを相互に活用し合う関係になることが望ましい姿です。

2、クイックレスポンス

クイックレスポンスは、迅速な対応を意味しています。この手法は1985年頃からアメリカの衣料品業界で使われ始めました。衣料品メーカーと流通とを情報ネットワークで直接結び、店頭のPOS往訪を迅速にメーカーへと供給することで流通業者に速やかに商品を供給することができるというシステムです。この手法によってメーカーと流通業者の双方が在庫を削減できるというメリットが生まれます。さらにメーカーサイドでは需要予測が今までよりも早く正確に行えるようになります。

3、ECR

ECRとは効率的な消費者対応を指します。1990年代にアメリカの加工食品や日用品メーカーで使われました。メーカーと流通業者が協力することで消費者が欲しいと思っている商品を迅速に提供できる仕組みです。小売店などのPOS情報を情報ネットワークで結び、店頭在庫を管理することが特徴です。

4、サプライチェーンマネジメント

サプライチェーンマネジメントは、原材料の供給から顧客への製品提供までのフローをマネジメントの対象とするものです。この手法を用いることで、サプライチェーンの各機能が最適化され、利益の最大化、在庫の削減、コストの最小化をはかることができます。顧客に対しては最良の価値を提案することにもつながります。

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